汗も恥もかいた分だけ、 自分らしく。 汗も恥もかいた分 だけ、自分らしく。
2015年入社 アシスタントディレクター(AD)
板橋 隆太
Ryuta Itabashi
らーめん屋のくせに。はじまりは、嫉妬でした。
「海外の人に、もっと美味しいらーめんを食べてもらいたい」。26歳で会社を辞めて海外を1年旅したとき、ふと思ったんです。日本に戻ってラーメン業界に入ると、常連さんができる店の店長から、生産の工場長までを経験。麺やスープについては一通り学び切ったと思ったころ、AFURIと出会いました。もう、嫉妬ですね。ラーメン屋のくせに小洒落ていて、気配り、目配りもできてかっこいい。もちろん、味も美味いなんて。そんな嫉妬は、いつの間にか憧れに変わり、AFURIへと入社を決めました。
こころの汗が、枷(かせ)を外した。
入社後、すぐに店長になりました。経験も自信もありましたが、全然うまくいかなかった。振り返ると、誰もついてきてなかったんです。お店も立ち行かなくなり、思わず、店長たちが集まる飲み会で泣き出してしまって。そしたら、隣の社長が言うんですよ。「まわりに誰がいても、関係なく泣きなさい。別に恥ずかしいことじゃないし、心の汗みたいなもんだから。かいたら拭いて、また進めばいい」。ガシッと心を掴まれました。相手に感謝する気持ちも、伝え方の工夫もなく「店長だから」と、役割に縛られていた自分。店長だから偉いわけじゃないし、完璧でなくたっていい。キャストさんからご指摘があれば、素直に謝って「ありがとう」と伝え、受け入れることが大切なんだ。そのことに気づけてからは、背伸びすることなく、自然体で働けるようになりました。失敗と成長を繰り返したいま、働いてきた中で、一番自分らしい状態でいられていると思います。
「父さんの店、最高でしょ?」って、伝えたい。
自分の好きなものって、広めたくなりませんか?僕にとって、AFURIがそうなんです。いまの目標は、息子が高校生になったらAFURIでバイトしてもらうこと。家族と同じところで働くのって、自分が正直に働いていないとできないことだと思うんです。自分へのプレッシャーでもあります。高校生になるまで、あと5年くらい。父さんが働いているところは最高だと伝えたい。ADとして足りない部分は整えて、もっともっと、多くの人にAFURIを知ってもらう。そんな背中を、息子に見せたいですね。